2015年7月22日水曜日

世界遺産のある我が町。

世界遺産 「熊野古道」






近くにありながら 夏休みの屋久島行きを決定するまで

行ったことがなかった。


どこからがスタートなのか?

どんなところなのか?

そもそも何のための道なのか?


多分 地元の人にもあまり知られていない。

熊野古道は 熊野三山 (熊野本宮大社 熊野速玉大社 熊野那智大社)

へと通じる参詣道のこと。

正確には紀伊半島に位置し 道は三重県 奈良県 和歌山県 大阪府に跨ぐ。


熊野三山への参詣が頻繁に行われるようになったきっかけは白河上皇。

白河上皇は9回も熊野御幸を行った。それにより京都の貴族 今でいう

セレブの間に大流行したらしい。

江戸時代にはいると伊勢詣と並び 熊野詣は広く庶民にも広がり

熊野付近の旅籠に1日で800人の宿泊が記録されたこともあった。

が ここ最近では熊野古道を歩いてる半分近くは皮肉にも西洋人。

江戸時代 日本の庶民に流行した熊野詣もおかしなことに

西洋の文化で育った人に新鮮に映っているのだろうか。


と なにわともあれ「熊野古道」トレッキングには最高のロケーション。

道や自然のキレイさ トイレの充実 空気の良さ。

区切り区切りで行くと5~6時間の程よいトレッキングコースなのだ。

中辺路ルートは完全制覇で2度目のチャレンジ。

皆さんも忙しい日常からはなれて

白河天皇 京都セレブ 江戸庶民も愛した

熊野詣を堪能してみては。

次は他のルートも・・・和歌山庶民の旅はつづく。


そんな感じ・・・・。