2015年3月29日日曜日

映画って・・・。

映画

感情移入させられ 久しぶりに完全に引き込まれた。


                        「6歳の僕が大人になるまで」



おなじ役者の四人(6歳の主人公メイソン 姉 母 元父)

の成長を12年にわたり撮影し 去年から話題の映画。 

12年間 同じ役者を撮り続けたということだけで

人気になっていると思いきや その12年間だからこそ

出せる彼らの紆余曲折が ドキュメンタリー性や

物語の深さ厚みをすごく繊細でリアルに表現している。



多分 年代とわず誰もが「その心境わかるわかる」と

なるシーンがあると思うし こんな人間になりたくないや

逆にあこがれる人物像が登場している。


ただ 大きな事件や事故はおこらないので

アクション映画や起承転結をもとめるひとには・・・。


18歳になったメテソンの最後のセリフが

この映画が伝えたかったことだと思うが その時

メイソンが分かるか分からないかぐらい一瞬

カメラ目線になり 語りかけられた気持ちになる。

見る人それぞれが自分のそれと照らし合わし体感できる

体感型映画なのだ。


自分的には今まで見た映画ランキング ベスト3には

確実にはいる 1年に一度見直したい名作です。

アメリカ映画 こんなワビサビを表現できるなんて・・・。

いゃ~映画ってホント すばらしいですねぇ。


そんな感じ・・・・。





6歳から18歳の大人の僕まで。