ヴァイアに新しい仲間が増えました
六つあります |
田んぼで、初夏の風にふかれてさらさらと揺れる、みどりの稲穂。その清々しい眺めは、私たち日本人の「原風景」と言えるかもしれません。
机のうえにおいたら、ゆらゆら。無垢のブナの木とおもりから生えたような、すっと伸びた「KUSA」は、人が通るたびに風を感じて優しくゆらゆら。
「ホスピタリティのあるオフィス用品」をテーマとした2006年度の富山プロダクトデザインコンペティションで「とやまデザイン賞」を受賞。
毎日のあわただしい事務作業の机の上で初夏のような、すがすがしい風を運んでくれる。瀧ひろみ、大畑友則がデザインした「KUSA」です。
ベースの部分はきれいな鏡面仕上げが施された鉄と、高い質感を持った無垢のブナ材でできています。そしてその上からは緑色の「KUSA」。ポリエチレンで できている「KUSA」はまるでホンモノのよう。起き上がりこぼし構造で、机のまわりを誰かが通ったり、窓から風が吹いてきたら、ゆらゆら。
身長35センチの「KUSA」が揺れ動く様を見ていると、不思議と緊張感がほぐれるよう。鮮やかな花ではなく、緑のイネや道ばたの草のイメージを眺めて、いいな、きれいだな、と感じるのは日本人だからでしょうか?